災害・コロナ対策

ネパール大地震カンパのご協力依頼

公益社団法人東京聴覚障害者総合支援機構
東京都聴覚障害者連盟
会 長  粟野 達人
担 当  宮本 一郎

4月25日正午少し前に、カトマンズの北西約80Km(カトマンズとポカラとの中間)でマグニチュード7.8の地震が発生したことは様々なニュースで報じられました。
8,700名を越す犠牲者があり、全壊50万軒以上、半壊約28万軒という被害がありました。
全日本ろうあ連盟と世界ろう連盟アジア地域事務局が、ネパールろう連盟へ、直ちに可能な限り調査報告をまとめて協力依頼と受付を公表することを、助言しました。
ネパールろう連盟が被災地18地域のうち8地域を調査して、6月1日の時点での報告が全日本ろうあ連盟へ送られてきました。6月14日に群馬県前橋市で開かれた第63回全国ろうあ者大会(全日本ろうあ連盟理事会及び評議員会)で、送られて来た報告を用いて支援協力について話しあわれました。

聴覚障害者関係の被害状況は次の通りです。
死者数:5名 負傷者数:3名 治療中の人数:2名
家屋損害 全壊:244軒 大きな亀裂:60軒 ひび:19軒
テント食料が必要:26家族
ろう学校6校 校舎・寄宿舎崩壊:1校 校舎使用不可能:3校
ひび割れ壁崩壊:2校

2011年3月11日の東日本大震災に関して、世界中から多大な支援を受けた中で、ネパールからも毛布5,000枚を送呈いただきました。わずかな内容と思われるかもしれませんが、最貧国の一つであるネパールとしてはたいへんな努力であったものと思います。この感謝を、日本国民として、そして、東京都民として忘れてはなりません。
当東京都聴覚障害者連盟の役員会において、ネパール大地震募金協力について承認し、各区市協会及び関係団体へ、支援金カンパをお願いすることになりました。
使途について、ろう学校・寄宿舎の建築・修復と、ろう者と手話通訳者の民家修復の支援に充てることを検討しています。全日本ろうあ連盟国際委員会委員長である副会長の宮本が6月27日にネパール地震の被災・支援調査へ行きましたところ、校舎1棟あたり100万~150万円、民家1棟あたり30万円を必要としていることが判明致しました。この報告をもとに、全日本ろうあ連盟において聴覚障害者災害救援中央本部とアジアろう友好プロジェクトが支援内容の検討を進めることになっています。

ぜひ、区市聴覚障害者協会の皆様、都内聴覚障害者関係団体の皆様にもご支援をお願いたします。

募金の提出方法は以下の通りです。

1.東聴連の事務所に直接届ける(持参、現金書留等での郵送)

2.下記の(一財)全日本ろうあ連盟のネパール地震における支援のためのカンパ受付口座に振り込み、東聴連にFAXかメールで報告

みずほ銀行 江戸川橋支店 普通 1511276
一般財団法人 全日本ろうあ連盟 災害救援中央本部 代表 石野 富志三郎
※みずほ銀行各支店から「ネパール地震・義援金」の名目で振り込みの場合、
手数料が無料となります。
※みずほ銀行以外からの振り込み手数料はカンパより差し引いていただいて構いません。

(一財)全日本ろうあ連盟/ネパール大地震被災状況

支援金カンパの第一次締切は、2015年7月末まで、
第二次締切は8月末までといたします。

第二次締切以後も引き続き受け付けますので、ご協力下さいますようよろしくお願いいたします。

以上

ネパール大地震カンパの協力依頼_詳細文書

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