ブックタイトル東京の路線駅名手話立ち読み

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概要

東京の路線駅名手話立ち読み

改訂版刊行にあたって『東京の路線駅名手話』は、手話講習会などで、路線・駅名を統一したものがあるとありがたいという要望があり、手話対策プロジェクト委員会が長い時間をかけて検討し、2012年12月に初版を発行いたしました。2013年に第68回国民体育大会冬季大会・第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会(総称「スポーツ祭東京2013」) が開催され、調布市味の素スタジアムを中心に各区市で競技が分散開催されました。この大会で手話ボランティア等が活用できるように、手話対策プロジェクト委員会ではさまざまな場面での交通機関説明やルート等に関する問い合わせなどにもスムーズにコミュニケーションがとれる参考資料としても使えるように、作成いたしました。当連盟傘下の加盟団体から提供していただいた情報をもとにして、当委員会が整理、複数の手話表現を持つ駅名について検討し、イラスト案を区市聴覚障害者団体へ確認するなど、各委員が多忙の中で作業を進め、作成のために膨大な時間を要しました。JR全路線、都営、私鉄、地下鉄、高架鉄道など約1000の駅名の手話表現を掲載しております。そのなかには皆さんが普段目に触れることがないような、一地域だけ使われている手話表現もあります。「スポーツ祭東京2013」のための限定発売でしたが、完売後に各方面から再発行して欲しいという声が寄せられておりましたので、この度2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて海外の方にも使えるように英語(ローマ字) の読み方を加えた改訂版を発行することになりました。本書が都内外の方々とのコミュニケーションや手話指導、手話通訳活動などでの一助となれば望外の喜びです。公益社団法人東京聴覚障害者総合支援機構東京都聴覚障害者連盟手話対策プロジェクト委員会――