公益社団法人東京聴覚障害者総合支援機構
理事長 粟野達人
新年あけましておめでとうございます。去年は色々と大変お世話になり、ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
今年の干支は「酉」ですね。なんの鳥か知ってますか？
正解は「鶏(にわとり)」です。鳥は人に時を報せる動物です。また、「とり」は「とりこむ」と言われ、活動などでは縁起の良い干支になるでしょう。
「酉」という感じは酒つぼを描いたもので、「酒」に関する字に使われており、収穫した作物から酒を抽出するという意味や、収穫できる状態であることから「実る」と表するそうです。
当法人も2013年11月の公益社団法人移行により、「公益社団法人東京聴覚障害者総合支援機構」となって今年で4年目になります。
去年は皆さんの協力のおかげで関東ろう者大会、みみカレッジ、東京都聴覚障害者大会祝賀会など数多くの行事を盛大に催す事が出来ました。
今年も東聴連と自立支援センターがそれぞれ公益目的事業を担い、「とりこむ」「実る」を目標に頑張ります。
東聴連は「手話言語法（仮称）」や「情報コミュニケーション法（仮称）」の制定、都及び区市町村の意思疎通支援事業拡充による地域格差解消、再締結した都との協定による災害支援体制の確立に取り組みます。自立支援センターは就労支援や職場定着支援、相談支援、スクールソーシャルワークなどの聴覚障害者の生活や教育に直結する支援に取り組みます。
今年もご支援のほどよろしくお願いいたします。
